赤字、債務超過でも売却できる可能性はあるのでしょうか?

公開日時: 2024年08月20日

M&Aプレイヤーからの回答タイムライン

村田 寛治

赤字や債務超過でも売却できる可能性はあります。買い手が会社の事業資産、技術、顧客基盤、従業員などに価値を見出す場合です。特に、買い手企業がリストラや事業再編を通じて、会社の価値を引き出せると判断すれば、売却が成立することがあります。

赤字債務超過の場合、会社に負債があり、オーナー個人に金融機関の連帯保証が付いていることが多くありますが、保証の解除に関する契約上の取り決めや手続きに関しては、専門のM&Aアドバイザーや弁護士とよく相談してください。

回答日時: 2024年08月21日

古河 秀鴻

赤字や債務超過の会社でも、売却の可能性は十分にあります。ただし、その場合の売却理由や買収側のメリットを明確にすることが重要です。

例えば、事業に将来性があり、適切な経営改善や資金注入で業績回復が見込める場合や、買い手企業との相乗効果が期待できる場合などです。また、特許や技術、顧客基盤など、独自の強みがある場合も評価されます。

ただし、このような状況では、企業価値が低く評価される可能性が高く、債務の引き受けや追加の資金注入を条件とされることもあります。

重要なのは、現状の課題と将来の可能性を明確に示し、買収側にとってのメリットを具体的に説明することです。

回答日時: 2024年08月22日