弊社は法人向けFPサービスの会社で、2017年に介護事業参入をしました。
介護事業は未経験でしたのでフランチャイズ(FC)で始めることにより、
煩雑な認可手続きなどノウハウはFC本部に任し、無事にオープンするに至りました。
しかし、オープンしてからは次々と辞める従業員に、頭を悩ませる日々。
そんな時、スタッフから言われた言葉が
「介護の常識は世間の非常識ですから、社長の常識は通用しませんよ」です。
当時の私のとっては衝撃的な言葉でした。
2年目に入って売上は上がっても、利益はなかなか上がらず、
資金繰りにも苦労する日が続きました。
そんな時です。
M&Aで譲渡できれば、別の事業に専念することができるのではないかと思い行動したところ、なんとか譲渡することができました。
今になって振り返ると、あのまま続けていたら、やがて介護事業の資金は底をつき
最悪の事態になっていたかもしれません。
M&Aによる売却を決断しなかったらと思うとゾッとします。
このような経緯もあり、介護事業をするクライアントから
「M&Aの仲介をしてほしい」という依頼を受けるようになりました。
介護事業の譲渡を身をもって経験したことで、介護事業のオーナーの気持ちがわかる自分なら、同様の悩みを持つ方の手助けができると思ったのです。
現在では、M&A事業としてバトンズの認定アドバイザーになり、
弊社の特徴を活かしたM&Aサービスで、メリットのあるM&Aを実現いたします。