売主様は、他の事業に集中したいということで手放したいということでしたが、介護事業は赤字でなので、相談当初は廃業でもいいとお考えでした。ただ、こちらの施設は県の中心部にありロケーションがよく、また施設のリハビリ機器のラインナップも豊富であったために、譲渡できる可能性が高いことをご案内し、買い手探しをすることになりました。
1か月ほどで、買い手が付き事業譲渡することになりました。買い手様は、整形外科とリハビリクリニックを経営しており、アフターフォローのできるデイサービスをお探しでしたので、よいお取引ができました。
売り手様のご相談時、本業(IT関連)に集中したいということで、債務の返済ができる程度で売却したいとのご要望でした。黒字企業でしたが、売却想定価格を査定してみると売却事業分の債務は返済できるくらいでは譲渡できそうでしたが、ご希望金額には少し届きませんでした。
売り手様のご要望で、時間はかかっても構わないので、希望金額で買い手探しをすることになり、公表したところ4社からのオファーが入り、最終的には2社の入札から成約となりました。
買い手様は、半日型のデイサービスを同エリアで経営されていて、利用者様の幅広い要望に応えられるように、お風呂がある1日型デイサービスをお探しでした。よいマッチングとなりました。