佐伯様： 第二新卒として入社した株式会社大塚商会が、私のメインキャリアとなります。ここでは、割り当てられた地域での飛び込み営業を中心に、パソコンやコピー機などのOA機器の営業職に従事しておりました。
その後、ポイントメディアや仮想通貨ブロックチェーン事業で上場を果たした株式会社セレスに入社し、成果報酬型のアルバイトサイト「モッピージョブ」の提案を中心に、自社媒体の営業職に従事しました。
その後、アクシスチャージ株式会社（現：アクシスルートホールディングス株式会社）で代表取締役を務め、薬剤師が患者様の服薬指導を記録するSaaS型の薬歴媒体の販売を行いました。
その過程で、M&A仲介会社が薬局にアプローチしている様子を見た際に、「特化している」と謳いながらも、知識や提案が不十分であったり、譲渡価格や仲介手数料が適正ではないケースが多いと感じることがありました。
このような問題を解決したいという想いから、前職を退任するタイミングで株式会社アウナラを設立いたしました。
国内には存在しない、本質的な薬局のM&A仲介を提案できる会社を作りたいという一心で立ち上げたものです。
佐伯様： 弊社は調剤薬局専業のM&A仲介会社であり、主に調剤薬局に特化したご支援を行っております。
全国に約6万2千件存在する調剤薬局のうち、上位10%の大手薬局はすでに事業編成を終えているケースが多いですが、残りの約5万数千件の中小薬局や、いわゆる「パパママ薬局」と呼ばれる個人経営に近い薬局を対象としたM&Aを得意としております。
また、グループで複数店舗を運営している薬局の不採算店舗や、人員の確保が難しいとされる店舗の譲渡案件も非常に得意としております。
私がこの事業を始めた当初は、ほぼ一人でスタートしましたが、現在では社員も増え、年間30件以上のペースで実績を積み上げております。
佐伯様： 私の強みは、薬局業界における深い知識と豊富な経験にあります。特に、薬歴（薬局で使用される電子カルテ）に関する理解については、非常に高い専門性を持っていると自負しております。
薬局が保険収入を得るためには、薬剤師が薬歴を正確に記載し、それを厚生局に提出する必要があります。この薬歴のオペレーションを十分に理解していなければ、薬剤師の方々に対して適切な提案を行うことは困難です。
私は、数少ない電子薬歴のプロダクトを提供する企業に所属していた経験があり、これが大きな強みとなっています。当時は約1,500店舗の薬局を支援しており、この経験を通じて得た薬局運営のノウハウや人脈、薬剤師のオペレーションに関する知識を活かし、唯一無二の提案が可能です。
これらの強みを私個人に留めることなく、会社全体で組織化し、組織営業として仕組み化していくことができる点が、私の強みだと考えております。
佐伯様： 私は、嘘をつかず、真実をしっかりと伝えることを何よりも大切にしています。
近年、片手間で仲介業を営む方や、専門分野に特化していると謳いながらも実際には十分な知識を持っていない方が非常に多く見受けられ、それが世の中の主流となっています。
弊社では、薬局業界に特化した本質的な提案ができることを活かして、専任で案件をいただいた場合は、99.7%の成約率でさせていただいておりますので、論より証拠でご支援が可能なことが強みです。
また、弊社の強みとして、信頼に基づいた豊富な買い手様のリストを保有している点が挙げられます。
このリストには、調剤薬局様はもちろん、異業種からの参入を希望される方、独立を目指す薬剤師様、薬局業界での独立を希望される方など、4つの主要なパターンの買い手候補様が含まれています。
これにより、さまざまな案件に対しても、適切な買い手候補様をマッチングさせることができることが、弊社の得意とするところです。
佐伯様： 弊社には、個人店、いわゆる家族経営をされているお客様が非常に多くいらっしゃいます。その中でも特に印象に残っている案件は、旦那様が亡くなられた後、奥様と娘様で経営を続けておられた薬局様の案件です。
奥様は社長業を務めておられましたが、モチベーションの低下により薬局の譲渡を検討されていました。
しかし、その薬局は旦那様の形見とも言える存在であるため、譲渡にあたっては、旦那様の意思をしっかりと継承してくれる方に譲渡したいとのご相談をいただきました。
さまざまな買い手候補の中から、旦那様の意思や想いをしっかりと汲み取り、継承してくださる企業様と無事に成約に至りました。
成約式では、売り手様を含む出席者全員が涙を流されており、薬局のM&A仲介に携わって本当に良かったと感じた瞬間でした。もう1つ印象に残っているエピソードとして、複数の店舗を経営されている薬局様の案件があります。
事業計画の中で一つの店舗を切り離さなければならなくなり、さまざまな仲介会社に譲渡の依頼をされていたものの、お相手がなかなか決まらず、最終的に弊社にご相談をいただきました。
弊社が受託してから一ヶ月ほどで成約に至ったため、「最初からアウナラに頼んでおけばよかった」と言っていただけたことが非常に印象に残っております。
また、そのようなスクラップアンドビルドが課題の薬局様が多く存在するため、その実績以降、スクラップアンドビルドの際には弊社に依頼をご希望される薬局様が増えたことも、良かったと感じております。
佐伯様： そうですね。かなり珍しいケースですが最短で1週間で決定したものもあります。
その案件では、買主様に独立をご希望される薬剤師の方がいらっしゃったおかげで、スムーズに進行しました。
契約の締結も午前中のトップ面談で決まり、当日中に契約書を交わし、午後には成立するというスピード感でした。
佐伯様： お酒が好きで、ウイスキーバーに行っていろいろなウイスキーを楽しむことがとても好きです。
それに加えて、パーソナルトレーニングを受けて筋トレに励み、身体作りに取り組むことも趣味です。
また、格闘技が好きで、特に総合格闘技が非常に好きです。
総合格闘技イベント「RIZIN」に出場されている「新居すぐる選手」を弊社でスポンサーしているほど、格闘技への情熱を持っています。
佐伯様： 会社としては、IPOの実現を目指して取り組んでおります。専業型のM&A仲介会社として上場された企業はまだ存在しないため、その一翼を担いたいと考えています。
また、弊社は薬局様や医療機関様、患者様のために三位一体の実現を目指しており、そのために多角的なソリューションを提供できる会社にしたいと考えています。
佐伯様： 薬局業界においては、片手間で行なっている仲介会社や、薬局業界に特化していると謳っている仲介会社でも、実際には十分な知識を持っていないという声を多くいただいております。
しかし、弊社は私が元々薬歴のプロダクターであったため、薬局業界には自信を持っております。
また、弊社ではしっかりとご支援させていただく中で、売り手様から手数料を頂かない点も特徴です。価格とサービスに関しては、本当の意味で専業としてご支援させていただいております。
お困りの際は、ぜひ弊社にご相談いただければと思います。
平日10：00～19：00 （休日不可）
