畑沢 秀人
東京都中央区銀座8-15-2 ACN 銀座ビル 4階畑沢様: 大学で経済学を専攻し、中小企業の建材メーカーに営業職として入社しました。卸売業者および小売の販売店に建材を卸す法人営業を担当していましたが、ご担当させていただいたロイヤルカスタマーのお客様がご破産されました。
ご破産された会社様のエンドユーザー様が非常に困られていたため、営業として新しいお客様を繋げたり、止まっている現場に建材を納めたりと、非常に苦労した経験があります。また、コロナ禍やウクライナ情勢の影響もあり、建材の原価高騰が非常に問題視されている状況でした。
苦しい状況のお客様が増える中で、どうにかこの課題を解決したいという思いが強くなり、建設業に特化したM&Aや事業承継を行っている株式会社シードアドバイザリーへ入社いたしました。
畑沢様: 弊社は建設業界に特化しており、一般的な建設業や土木工事だけでなく、測量や解体、電気工事など多岐にわたる分野に対応しております。
塗装関係や公務店、リフォーム会社様をご担当させていただくことが多いですが、前職の経験を活かし、保有されている資産の内訳を詳細に確認し、前もって取引の準備をすることが私の強みです。
畑沢様: 弊社では再生案件のご相談が多く、代表者様に自己破産や私的整理といった破産整理を選択していただくケースがございます。
従業員様や関係者様を守るために、代表者様が覚悟を決めることは大きなストレスと不安を伴いますので、心のケアを含めたコミュニケーションが非常に重要だと考えております。
事前に弊社や私のことを信用していただくためにも、丁寧にご説明し、ご納得していただいた上で、再生スキームを進めさせていただくことを心掛けております。
畑沢様: 資金ショートが1ヶ月後に迫っている状況でご相談いただいた法人のお客様の案件です。
従業員様を抱えておられ、代表者様が多額の金額をキャッシングで借り入れされていたため、資金調達ができないという状況でした。1ヶ月後に資金ショートが発生するため、弊社のネットワークを活用して買い手様やスポンサー様を見つけ出し、期限内での事業譲渡を実現しました。
弊社、スポンサー様、売り手様、弁護士様で奔走し、事業譲渡に踏み切った1ヶ月間は非常に印象に残っています。
具体的なプロセスとしては、最初の1週間で弁護士様にご協力をいただき、事業譲渡の内容や進め方について協議しました。同時にスポンサー探しも進行し、複数の買い手候補の企業様に状況を説明し、入札の形で買い手様を決定しました。
残りの3週間は、資産の価値算定や事業譲渡の内容の適法性を協議し、資産の運用方法や今後の事業継続に必要なものとそうでないものを分ける作業を行いました。
結果として、代表者様と屋号が変わっただけで、事務所や社用車なども引き継がれ、従業員の方々の雇用環境を維持した状態で事業譲渡を実現できたことが印象的でした。
畑沢様: お酒を飲むことが大好きで、特にウイスキーに目がありません。銀座近くのさまざまなお店に足を運んでおり、最近はアイラウイスキーがお気に入りです。ウイスキーを嗜むことが私のストレス発散法です。
畑沢様: 弊社が建設業に特化していることは変わりません。今後も建設業の経営者様に寄り添い、支え続けたいと考えております。
個人的な展望としては、前職で得た経験を活かし、特に建材関係や塗装、工務店などのお客様に特化してフォローしていきたいと考えております。
畑沢様: M&Aにはマイナスのイメージやご不安を感じられることも多いかもしれませんが、私たちは売り手様も買い手様も双方がご満足いただける方法で事業を継承していくことを目指しております。
M&Aアドバイザーは、売り手様の味方です。抱えていらっしゃる問題に関しましても、隠さずにお話しいただき、お悩みやお困りごとがございましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
平日9:00~18:00