武田 晃直
東京都中央区京橋1-1-5セントラビル2F武田様: 私の母方の曽祖父母・祖父母・両親がいずれも会社経営者であったため、大学4年生の時に事業承継のため石川県の実家に戻る予定でした。しかし、実家に戻った際に「何かが違う」と感じ、最終的に事業承継は行わず、美容関連のメーカーに入社し、法人営業に従事いたしました。
その後、株式会社ミロク情報サービスにて、会計事務所や中小・中堅企業向けに、販売、会計、給与等のシステムを提供する営業職に従事しておりました。営業活動を行う中で、顧客層の高齢化が進んでいることに気付き、事業承継を支援する会社を立ち上げる取り組みが進められました。
この事業承継支援会社の立ち上げに際し、社内の公募に手を挙げ、現在の株式会社MJS M&Aパートナーズ(mmap)の立ち上げに関わったことが、私がM&Aに携わるきっかけとなりました。
M&A事業に取り組む中で、中小企業の中でもご支援を受けにくい企業様に特化してご支援を行いたいという思いが芽生え、小規模のコンサルティング会社を経て独立いたしました。
武田様: 現在、40件のM&Aのご成約をご支援させていただきました。
幅広い業界の方々をご支援してまいりましたが、特に多かったのはクリーニング業、製造業、人材派遣業、IT業界などが中心となっております。
武田様: M&Aを行う上で、各立場を経験したことが私の最大の強みであると考えております。
一つは、私自身が事業承継をしなければならなかった立場にあったことです。二つ目に、上場企業のM&A推進室のような部署で譲受側の立場に立ってM&Aに携わってきたことです。
また、現在はベンチャー企業の代表を務め、経営者としての立場も経験しています。そのため、事業承継にお困りの方や会社を譲渡したい方、経営者様のお気持ちに寄り添ったご支援ができる点が、私の最大の強みであると考えております。
武田様: M&Aに限らず、顧問税理士の先生から「飲水思源」という言葉をいただき、現在の自分があるのは多くの人々のおかげであることを教えていただきました。
M&Aやご支援を行う際、お相手が見つかることも、数多くの関係者の方の協力やご縁によって成り立っていることを大切にし、日々取り組んでおります。
具体的には、M&Aのプロセスを一つ一つ丁寧に進め、譲渡後の従業員様や取引先様との関係が円満に続き、喜んでいただけるようなご支援を心がけております。
武田様: 弊社は現在4期目を迎えておりますが、私が一人で運営していた頃に案件をお預けいただいた3社の企業様との思い出は強く心に残っております。
その中でも特に印象に残っているのは、82歳の最もお年を召された会長様の企業とのエピソードです。
デューデリジェンスと呼ばれる買収監査が終了した後、ブレイク(取引が中止)となった経験がございます。これまでそのような事態は一度もなかったのですが、信頼をいただいて株式譲渡契約を締結したにもかかわらず、ブレイクさせてしまったことがありました。
その際、別の仲介会社に案件を依頼されると思ったのですが、継続して弊社への支援の依頼をいただいたことは非常に印象に残っております。
その後、無事に4ヶ月で成約できたことはとても良かったと感じております。
武田様: 現在、建築物や建築物ではないものを活用して地域の活性化を目指す会社の代表を務めており、全国各地の方々と交流させていただく機会がございます。
その方々とのお話や地域の食材を楽しむことは、仕事の延長ではありますが、趣味として非常に楽しく取り組んでおります。
また、平日はなかなか時間を確保できないため、土日は子供たちとの時間をできるだけ大切にするよう心がけております。
武田様: 20代後半から、常に志をアップデートし続けております。
現在は、「日本の中小企業の事業承継支援を行い、また、建築物や建築物以外の手段を通じて地域活性化を図り、日本全体を元気にしたい」という志を抱いております。
会社名の由来でもありますが、企業や地域の柱(HACILA)となれるような支援を続けていきたいと考えております。
また、近年M&Aを行う企業が増加している中で、信頼していただける会社へと成長させていきたいと思っております。
武田様: さまざまな想いや背景を抱えながら譲渡を決断される方が多いと思いますが、その気持ちをしっかりと汲み取り、M&Aをして良かったと思っていただけるようなご支援を丁寧に行っていきたいと考えております。
また、譲渡後もプライベート含めたさまざまなお話やご相談をしていただける関係性を築いていますので今後も継続していきたい考えております。
社長様や会長様と末長くお付き合いできるような支援をさせていただきたいと考えております。
8:00~18:00