齋藤 吉秀
東京都港区芝3-15-14 ヒキタカ芝公園ビル9階齋藤様: 新卒でSBIホールディングス株式会社に入社後、買収側としてM&Aプロジェクトに従事し、実際に買収した企業のうち1社に1年間出向して、ポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)を含む業務を担当したことが、私のM&Aキャリアの始まりとなります。
2020年にBish株式会社を創業し、当初はM&Aのマッチングプラットフォームを運営していましたが、思うような成果が得られず、二期目からM&A仲介業務にシフトいたしました。初めはプラットフォームに掲載していただいている売り手様にアプローチし、売却プロセスを共に進めてまいりました。
現在は、M&A仲介会社であるBish株式会社に加え、経理代行業務を提供する株式会社MillionHeartも経営しており、約140社の顧問先を抱えております。その中には複数の企業を経営されているオーナー様からの事業譲渡案件もあり、伴走しながらご支援させていただいております。
齋藤様: 業種・業界を問わず、幅広くご支援させていただいております。また、一都三県の案件が多いものの、愛媛県の案件を手掛けたり、現在はグアムの案件も進行中であり、エリアに関しても特に制限なくご支援を行っております。
業界や業種の得意・不得意に関しては特にございません。業界の調査や関係者へのヒアリングを重ね、私なりのロジックを構築した上で、適切なアプローチを実施しております。
弊社の強みとして挙げられるのは、複数の買い手候補に対して粘り強くアプローチを行い、その中から売り手様の条件に合った買い手を選定していただく点です。その結果、譲渡金額が当初の想定を上回るケースも少なくありません。
齋藤様: 私は会計・経理代行業務を提供する会社も経営しているため、事業譲渡の際に損益計算書(PL)が適切に作成されていないお客様に対しても、伴走しながらM&Aの支援を行っております。
また、会計・経理代行業を行っていることから、企業がどのような経緯で成長していくかを実際に目の当たりにしているため、成長させるべきポイントを的確に把握しております。そのポイントに注目し、事業譲渡の際に売却価値を最大化するために、ご相談を伺いながら伴走して取り組んでおります。
また、基本的に同時並行でさまざまな会社様にアプローチを行うスタイルを採用しているため、売り手様が最も良い会社を選べるよう心がけております。
成約までの期間に関しては、通常3ヶ月から半年程度で取り組んでおります。売り手様のご意向にもよりますが、期間を考慮せずに最良のオファーを得たいという場合には、我々はその部分に注力してまいります。そのため、譲渡金額を下げて早期に成約を目指すような提案は行わない方針です。
齋藤様: 弊社の価値観として、損得ではなく善悪で判断することを常に心がけております。
仲介会社として、こちらの会社様の方が良いのではないかという気持ちが働くことはあるかと思いますが、私自身や社員も含め、善悪の観点から判断し、売主様や買主様にとって最良のM&Aを実現することを目指しております。
齋藤様: 私と同い年の経営者様のお父様が経営されている地方の会社の譲渡をご支援させていただきました。ご支援をさせていただくタイミングでオーナー様が体調を崩されていたため、早急な対応が求められました。また、譲渡に対するご意向もあったため、多くの買い手様候補にアプローチを行いました。
その結果、無事に大手の買い手様との成約に至り、非常に良い結果となりました。困難な状況を目の当たりにし、そこに対して支援できたことは、M&A仲介の仕事を行う者としても非常に心に残る案件となりました。もう一つの事例は、不動産の賃貸管理案件です。
賃貸管理案件自体は現在非常に活況であり、M&Aにおいても買収先を見つけることは比較的容易ですが、管理戸数1戸あたりの相場の約2倍の金額で買い手様が見つかった事例がありました。
弊社の強みである複数の買い手様に同時にアプローチし、どの買い手様から最良のオファーをいただけるかを粘り強く追求した結果、相場の約2倍の金額で売却できたことは、非常に良い事例として印象に残っています。
齋藤様: 私のルーツは山口県にあり、本家が酒蔵を経営しておりました。私が生まれた頃には酒屋になっていたのですが、100円のピーナッツが入った袋を持たされて、売りに行くように言われたりと、自営業を営む姿を目の当たりにしていたため、商売に対して非常に関心を持って育ちました。
その後、東京に移り住んで育ちましたが、私は西の方に対して比較的親近感を抱いており、特に中国地方には強い親近感があります。
現在は妻と子供がおり、休日は家族と過ごす時間を大切にしております。
齋藤様: 仲介会社としてしっかりとご支援させていただくことと、善悪で正しく判断し取り組むことを引き続き大切にしながら、我々自身もM&A市場に参加していくことを考えております。
実は、グループ会社でスナックの引き継ぎを行っており、そのグループ会社自体も三期目の際に買収した会社です。このように、我々もM&Aを実施しているため、買い手様の気持ちを理解し、どの部分に注力するかを配慮して取り組んでおります。
今後も、我々自身がM&Aに参加しながら一緒に取り組んでいくことを心がけてまいりたいと思っております。
齋藤様: 弊社は、どのようなご相談でも決してお断りすることなく、規模の大小を問わずご支援させていただきますので、どのような内容でもお気軽にご相談いただければと考えております。
売却だけがゴールではなく、さまざまな手段があると考えておりますので、その手段について一緒に考えていくことを心がけております。まずは、お話をお聞かせいただければ幸いです。
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